|
|
ハローワーク
公共職業安定所(こうきょうしょくぎょうあんていじょ)、略称「職安」(しょくあん)、愛称「ハローワーク」は、国(厚生労働省)によって設置された、職業安定法に基づく国民に安定した雇用機会を確保することを目的とした行政機関である。泉大津市旭町22-9 にある『ハローワーク泉大津』
写真のハローワークは、泉大津市の他、隣接する和泉市、高石市、泉北郡忠岡町の計3市1町を管轄している。
概説
求職者には就職(転職)についての相談・指導、適性や希望にあった職場への職業紹介、雇用保険の受給手続きを、雇用主には雇用に関する国の助成金・補助金の申請窓口業務や、求人の受理などのサービスを提供する。公共職業安定所は、取締、規制は業務としていない。高等学校や中学校は、所轄の公共職業安定所に届け出ることにより公共職業安定所の業務を分担する(または、無料職業紹介事業を行う)ことができるものとされる(職業安定法第27条、33条2項)。ただし、高等学校等が扱う求人は公共職業安定所が受理したものしか取り扱うことが出来ず、かつ、職業紹介事業を行うに際して公共職業安定所に対し協力・報告等をおこなわなければならない。中学校については、公共職業安定所が直接、求人の受理、職業相談、職業紹介を行い(すなわち、中学校が求人を受理し、又は、紹介状を発行する事はない)、中学校は公共職業安定所が行う職業紹介業務に協力することとなっている。大学等の高等教育機関については、所轄の公共職業安定所に届け出ることにより無料職業紹介事業を行うことができる(職業安定法第33条2項)。職業安定法により、民間・国を問わず、求職者から手数料・紹介料を徴収することは禁じられている(一部例外規定あり)。民間有料職業紹介事業者は、求人者からは受付手数料と紹介料を徴収し、これを主な収入源としている。従来は、「職安」あるいは「安定所」という略称が広く使われていたが、1990年頃からは、一般公募で選定された「ハローワーク」という呼称が主に用いられるようになっている。
求人サービスの詳細の例
ハローワークの扱う求人は、正社員求人、パート求人(フルタイムパート、学生長期アルバイトを含む)、臨時雇用求人(一日2,3時間程度から8時間労働、学生短期アルバイトを含む)まで全ての雇用形態を網羅している。全ての求人に番号を下記のように設けている。 求人番号
○○○○○−●●●●●●●●最初の『○』の5桁が求人を受理した安定所の通し番号であり、『−』以降の『●』の番号が求人個別識別番号である。(『●』の番号の最後の下二桁は、古いもので『41』、新しいもので『51』となっている。2007年から『71』となる。)この求人番号により、大体の就業場所を推測できる。ただし例外として、その事業所の規模や本店(本社)所在地の事情で、東北地方の安定所で受理した求人内容が、中部地方での勤務を指定する場合もある。あるいは、東京都|東京に本店(本社)のある非常に大きな企業が、その企業の大量の全国の求人を、東京の本店所在地の所轄安定所(代表例・飯田橋駅|飯田橋:千代田区や中央区 (東京都)|中央区、文京区といった、日本を代表する超大手企業を含む多数の企業の本社が集中する地域を管轄している。他には新宿(新宿区・中野区・杉並区)や池袋(豊島区・板橋区・練馬区)、品川(港区 (東京都)|港区・品川区)あたり)に一括提出する事もありうる。
求人者の詳細について
*ハローワークの求人票には様々な情報が集約されている。事業所所在地は基本的に営業の中心となる場所が記載される。
*求人票中央上の欄は就業場所が記載される。仮に労働者派遣事業|派遣労働者や業務請負|請負労働者を募集する求人の場合、事業所欄は派遣元の企業(事業所)とその所在地が記載され、就業場所に派遣先の事業所と所在地が記載される。
ネットワーク対応
*2004年度のハローワークのコンピュータシステムの一新により、求人票の情報も改善を見た。旧システムの求人票では、雇用形態の欄が『常用』、『パート』、『臨時』の三種類しかなく、『常用』と記載する求人であっても、正社員とは限らず、契約社員の場合も多々見受けられたため、多様化する雇用形態や雇用情勢に十分に対応出来なかった(事実、旧システムにおいては、雇用予定期間が4ヶ月以内はフルタイムの勤務、パートタイムの勤務に関わらず全て『臨時』と表記し、4ヶ月を超えるものでもフルタイム勤務の場合『常用』、パートタイム勤務の場合『パート』と表記していたため、雇用形態の識別が難しかった)。新システムによりその問題も解決された他、ハローワークのネットワーク端末の画面で新たに求人票が表示されるようになり、わざわざ旧システムのように、詳細を知るためにプリントアウトする必要が無くなり、環境にも優しくなっている。*あまり一般的に周知がされていない事であるが、日本全国どこのハローワークにおいても、オンラインで他のハローワークで受理した求人・求職情報を閲覧する事が可能である(「総合的雇用情報システム」と言う)。例えば、沖縄のハローワークで、東京や北海道のハローワークで受理した求人・求職情報をオンラインで検索・閲覧するといった事も可能である(端的には、Uターン現象|U・Iターン現象|I・Jターン現象|Jターンを想定した検索も可能。ただし、一般向けの端末機では、検索可能な地域が自ハローワークと周辺地域のハローワークで受理した内容に限定されている場合が多い。窓口の相談係員の扱う端末機では全国の情報の検索・印刷が可能)。ハローワークが受理した求人情報のうち、求人事業所が公開を承諾したものについては、インターネットで求人情報を検索する事も可能である(こちらは全国の情報が検索可能)。
*:ハローワークインターネットサービス http://www.hellowork.go.jp/
*高等学校新卒者を対象とした求人情報についても全国ネットワークが組まれており、日本全国の高校の進路指導部において日本全国の高校新卒者を対象とした求人情報を閲覧する事が可能である。
*:高卒就職情報WEB提供サービス https://job.koukou.gakusei.go.jp/
*雇用保険についても全国ネットワークが組まれており、日本全国どこのハローワークにおいても雇用保険加入記録・受給記録をオンラインで参照する事が可能である(「雇用保険トータルシステム」という。NTTデータがシステムの管理運営を請け負っている)。先述の「総合的雇用情報システム」と「雇用保険トータルシステム」はお互いに内部でリンクされており、職業紹介業務と雇用保険業務は一体のものとしての運用がなされている。




